ブログを始めます。

ブログを書き始めるきっかけを逃しタイミングを探っていた所、本日9月22日兵庫県議会の9月定例議会が始まり傍聴してきましたのでこれをきっかけに書き始める事とします。皆様よろしくお願いします。

休会中の国会議事堂へ行った事はありますし、ネット中継での傍聴は何度かあるのですが生の議会は初です。11時からという事だけ調べ、遅れてはせわしないと30分程前に傍聴受付へ行き、そこで住所と名前を書き傍聴券を頂き階段を上がると傍聴席です。後日書くつもりですが政務活動費の情報公開請求をしたので兵庫県議会へ訪れるのは3回目で結構スムーズに受付を済ませる事が出来ました。傍聴席へ上がるとマスコミ各社がカメラのセッティングをしていましたが傍聴者としては1番乗りです。でも傍聴券番号はなぜか4番。

10分前になると知事や副知事他各部長が着席(受付で頂いた「はい、県議会です」に知事や副知事の座る場所が書いてあります)、5分前になると議員がぞろぞろ着席しだし11時になると議長が登壇する拍手で始まりました。ちなみに携帯電話の電源はOFFとの事でしたのでiPadで時間を見ようと開いてたら警備の方にやんわり注意されたのでその後の時間は腹時計です。

議長が10分程原稿を読み、その後知事が議案説明をするのですがこれが延々と続きます。それもまったく噛まず延々と約50分(腹時計)。役所なので12時には終わるのかと思いきやまったくそんな気配も無く、議員には資料が配られているので合間に書き込みを入れるだけで済むのに、こちらはそこまでの資料がありませんので気になった点を書き留めるていると次の議案に移っていたりで半分程しか理解できませんでした。このあたりで周りを見ると傍聴者は5人程に増えていました。

次に世間を騒がした(まだ未解決のはず)政務活動費を見直す案について議員提出議案が続き一人が反対意見を述べ5人が賛成意見を述べたあとあっさりと成立しました。内容は以下。

  • 政務活動費は1割削減の月45万とする。(2割削減も視野に)
  • 個人前渡しから会派後払い精算へ
  • 収支報告書と会計帳簿をネットで公開する。
  • 領収証の公開は見送り
  • 使途についてのガイドラインを作成
  • 親族への給与は取り敢えず制限なし
  • 10月1日から

こんな感じだったと思います。政務活動費のガイドラインについては今から詰めるとの事。ただこれだけでは自助能力がありません。派手にやらかして責任取って辞職し3年間の政務活動費を返還しなおかつ刑事告訴されている人からすると同じレベルの人がのうのうと議員を続ける事に対して不満もでるでしょう。夕方のニュースで見ましたがマスコミのカメラから逃げまわり、最後には息が切れて追いつかれ釈明にもならない言い訳をしている議員がいました。事務的なミスなのか意図的にだまし取ったのかはきちんと区別しだまし取った方には退場して頂くしかないと思いますし、議会がそれをしないとダメなんだろうと思います。

ちなみに無免許運転の人には全会一致で辞職勧告決議がなされました。

最後に、本会議は実質的な討論を行う場では無く形式的はものであるならば何人かはネクタイ着用しててもいいと思います。議員も含め全員ノーネクタイは逆に気色悪い。7月8月は全部休んだんだしエアコンも効いてるし。また知事を含め議場にいた県の職員(警備員除く)34人の内女性が1人(環境部長)なのも少なすぎかな。