兵庫県 が中国にマスクを100万枚送った件

昨日の産業労働常任委員会で国際局長より説明いただき、先ほど防災監より直々にお電話をいただき説明を受けました。
端的に言うと防災と友好の観点から送ったとの事です。

マスクを備蓄していた理由が災害時の避難所に使う防塵用なのでそもそも花粉症や医療用では無い。災害時を想定すれば20万枚残していれば大丈夫と判断し100万枚送った。
阪神淡路大震災や2009年の新型インフルエンザの際に支援頂いたお返しも必要と判断の1つ。

友好親善からの判断であるが、今の兵庫県にそこまでの余裕があるとは思えない。医療用マスクの備蓄計画が無いのも一因だし、防護服もエボラウィルス等に対応した高機能のものなど30着を除けば備蓄されていない。合わせて報道発表の方法も間違えた。花粉症で困っている方への配慮が少しでもあればもう少し違う反応になったかも。

今後の話となるが医療用マスクや防護服の備蓄計画は必要。クルーズ船が神戸に停泊しダイアモンドプリンセス号と同じような状態となった場合への対応も考えうる範囲。

とはいえ、まずは収束させるために全力で取り組んで頂きたい。
論点バラバラになったけど、今回の判断の是非は来年の知事選で。