健康福祉常任委員会の管内視察2日目

県民局等で概況の説明と質疑を行った後は県立聴覚障害者情報センターとひょうご盲ろう者支援センターへ
盲ろう者支援センターは初めて伺いました。
盲ろう者とは視覚と聴覚の両方に障害がある方々です。
全く見えない全く聞こえない全盲ろうから、少し見える少し聞こえない弱視難聴まで障害の程度は様々ですが、聴覚障害や視覚障害とは違ったサポートが必要なのに、まだまだ認知不足で施策も追い付いていないとの事。
盲ろう者支援センターも全国で3か所しか無く、設置されている兵庫県ですら、県内の盲ろう者数640名の内センターに登録されている方は50名程。
家に引きこもる盲ろう者を数えると、県下での盲ろう者数は1000名と推測されていますが、2年前に開設された盲ろう者支援センターの存在すら伝わってないそうです。
因みに宝塚市のセンター登録者数はゼロ。
盲ろうという言葉とその意味を広め、多くの人に知って頂きたいとお願いされました。盲ろう者で有名なのはヘレンケラーです。HPもあります。

http://hyogo-db.com/

話は変わって兵庫県では本年2月の定例会においてユニバーサル社会づくりの推進に関する条例を制定しました。
その流れから、健康福祉部障害福祉局にユニバーサル推進課を作り、県としてこれから様々な事業を行っていく予定です。そして今回手話ハンドブックが完成しました。
阪神北県民局や県の施設に置いてますので是非とも手にとってご覧ください。