兵庫県殉職消防職・団員追悼のつどい

これまで湊川公園にあった殉職消防員の碑を三木市にある兵庫県広域防災センターへ移設して開催されました。

殉職者は明治27年以降の方でここには435名が祀られています。

 

殉職の概要を見ていると、昭和11年2月10日に火災出動の帰途に踏切事故で15名が亡くなっています。歴史の教科書で見る事はありませんが、

226事件の数日前に神戸で大きな事故があった事がわかります。

また、昭和20年3月17日と6月5日に多くの方が犠牲になっており、神戸大空襲の歴史と重なります。

 

宝塚では2名の殉職者が祀られています。1名は終戦前日の空襲消火時、もう1名は平成11年の水難事故救助活動中です。

火事だけでなく災害時にも最前線へ赴き自らの命を危険にさらしながら職務を遂行する消防職の方々。消防職や消防団の職務無しに安全な社会は成り立ちえません。

謹んで殉職された方々へ哀悼の意を表すとともに、改めて消防職・消防団員の方々へ感謝申し上げます。