議員の育休

議員の育休についていろんな意見が出てるので思うところを書いてみる。
ちなみにうちの子は高3男と中2女。
随分前のような気もするので思い出しながら。

仕事の環境にも恵まれ自宅にいる事が多かったので個人的にはそれなりに子育てに参加したと思う。
上の子はミルクが多かったので多分半分くらいは子育てできた。
下の子は母乳メインとなったので無力感もありながら他の事でカバーした。

仕事の合間にミルクをあげ泣いたら抱っこしおむつ変えるとか。
ごはんの時には膝の上に子どもを乗せて一緒に食べた。
もちろん仕事量が減るので収入も減った。
幼稚園も何かある度に見に行ったし、小学校へ上がってからは上の子はサッカーをしていたので小6まで土日はほとんど練習や試合に付き添った。
下の子はバレエ。バレエあるあるだけど、お父さんの出番はほぼ無し。何の役にもたたない。むしろ邪魔。

子どもが小さい頃はほぼ個人事業主だったので仕事量が減れば収入も減る。
でも楽しかった。
ここまで自己紹介。

本当に恵まれていたと思う。
外での仕事が忙しかったら経験できなかった事も多々あっただろう。
性格も子育てに向いていたとも思う。よその子もまとめて遊べたし。

でも、子育てに向いていない人もいる。
そんな人が子どもと一緒にいてもお互いに苦痛でしかない。
育休が広まらないのは育休を取ってまで育児をしたいと思う男性が少ないのかもしれない。
育児より仕事で稼いで欲しいと願うお母さんがいるかもしれない。

ママは集団で育児をするものだと昔NHKスペシャルで見た事があり納得もした。
その集団が夫婦であるのかママ友なのか。

ママが1人で子育てしているとパパが助けてあげるべき。
行政はママが1人にならないように産後ケアに気を配るべきだし、
合わせて企業は制度として育休を作ればいいのかなと思う?
育休が進むのは環境の後押しが必要で時間はかかる。

ここから本題
議員が大上段に構えて育休を広めるんだ!は気負いすぎ。
育児をしたければすればいい。地方議員の公務なんて時間的にわずか。
国会議員は知らんけど。
父子家庭で無いならなどないにでもなる。
私の場合公務じゃ無い所で年がら年中働いているので、今子育てと言われても時間が確保できず昔と同じような子育ては出来ない。
子育てをしたければ議員職の仕事量を減らすしか無い。

でも議員報酬は変わらず減らないので仕事量を減らす事への抵抗はあるかも。
仮の話になるが、今子育てをするとなるとあきらめるかも。
でもそれだと妻がしんどいのでベビーシッターや家事代行を頼むかも。
簡単に言うとお金で解決する方法を選ぶかも。

すでに手のかかる子育ての当事者ではないので「かもかも」です。

子育ては生き方だとすれば、生き方は自分で考えて決めていくべきもの。
議員ごときが率先して育休を取ったからとしても、人の生き方は変えられるものではない。

大臣や首長ならばまた違う話になると思うけど。