本日補正予算を議決

#兵庫県議会 本日補正予算を議決。 本会議場での質疑や付託されたされた委員会で議論の中心となったのが、特措法に拠らず協力要請した法人に対する休業支援金。 100㎡以下は休業要請していないので支援金は支払わないという知事とその線引きは無理筋という議会各会派。
そもそも特措法では休業対象とならない事業者でも社会活動を制限するという目的で床面積1000㎡未満の事業者へ休業要請したのです。ただ、100㎡以下の小さな事業者は換気する等の工夫をすれば営業も認めるという例外対応を入れただけです。それがいつの間にか休業要請していないので支援金を支払わない。
休業要請をしていないので支援金を支払わないというのは平時の理屈としては成り立つかもしれませんが、今は緊急時。100㎡以下の事業者でも休業する頂く事で社会活動を制限するという意味合いは充分達成しています。床面積の小さな事業者の切り捨ては修正して頂く必要があります。
本日の補正予算は早急に休業支援金を支払う必要があり全会派一致で可決となりましたが、事業の詳細全てにおいて皆が一致したわけではありません。引き続き休業支援金の対象者については県民が納得できる基準での執行を求めます。
本日の補正予算可決で気になった点がもう1つ。 今回のコロナ危機、早期に収束するとは思っておらず楽観視している訳ではありませんが、収束後の経済対策も入っています。 その中に商店街お買い物券、ポイントシール事業があり6億7千万の予算計上。令和の時代に違和感しかありません。お買物券やポイントシールは印刷費や発送費、精算の手間等事務費が膨大にかかります。キャッシュレスでポイント付与の方向性はどこへ行ったのか。マイナンバーをポイントカードにする是非はあるがそれを無視しお買物券は無いです。ポイントシールを集める平和な世界への哀愁は商店街単独で。