千苅ダム治水活用工事竣工式

千苅ダム治水活用工事竣工式
宝塚に住んでいると千苅ダムは三田に抜ける道沿いにある大きな池というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、神戸市が管理運営している神戸市民12万人の水源です。大正8年の竣工で平成10年には登録有形文化財に指定もされています。
そんな由緒あるダムに、神戸市民にはほぼメリットの無い穴を空ける事になりました。本堤は文化財なので横の副堤を工事。
理由は武庫川の総合治水。近年の豪雨災害に耐えられるようにと夏場に貯水容量を減らす為の放水路を整備して頂きました。今までより小学校のプール2420杯分蓄えられるようになりました。
大雨が降らない年は秋に渇水となる事も想定され、県と神戸市間で難しい調整だったと思いますが無事に完成し、本日、竣工式が執り行われました。
神戸市さんありがとうございます。