待機児童数

平成29年4月1日現在の県内の保育所等の待機児童数が出ました。(速報値)

待機児童数 1,572人

兵庫県には41市町ありますが、25の市町では待機児童数がゼロです。データを見ると但馬・丹波・淡路地域に待機児童ゼロの市町が多く、行政の努力で待機児童を解消した地域もあるでしょうが、少子化で子どもの数が少なく待機児童問題等ないというのが実態ではないでしょうか。

待機児童数の多い市町を順番に並べると、明石市(547人)、西宮市(323人)、宝塚市(128人)、姫路市(126人)、神戸市(93人)。明石市や西宮市は子育て世代の流入が多くそれに合わせて待機児童数も増えています。

そして宝塚市の詳細は(カッコ内は前年比)

  • 定員 3,324人(+114)
  • 申込者 4,207人(+306)
  • 待機児童数 128人(+94)

宝塚市は残念ながら県下ワースト3です。

申込者数から定員を引くと883人となりますが、辞退や調整もあって待機児童数は128人との事。

883人だと多いので何かと理由を付けて少なく見せようとしているのか、実態を反映している数字なのかは要調査。また、今回は国の調査という事で市町間の連携(広域利用)についてはデータがありません。周辺では伊丹市が待機児童数ゼロとなっているので地域によっては連携できるかもしれません。

待機児童の問題は都道府県というより市町村の課題ですので、宝塚市にはかなり頑張って頂き、待機児童の解消に努めて頂きたいところです。