健康福祉常任委員会視察2日目
調査2日目の今日は阪神北県民局から。
病院の調査をしていて様々な課題が見えてきますが、この11年言い続けている事は阪神北準医療圏には3次救急が弱いという事。
70万人の準医療圏域なのに救命救急は阪神南へ行かなければなりません。
そこで自衛隊阪神病院は敷地面積に対し病床が少ないので、自衛隊阪神病院の場所に自衛隊と兵庫県が共同設置する阪神北総合医療センターを作って欲しいと言い続けていますが一ミリも動きません。
川西こども家庭センター
児童虐待などで一時的に子どもを預かる一時保護所は神戸にありますが、1か所では足りなくなり今年の4月から川西市に一時保護所を整備しました。
神戸にある一時保護所はシェルター機能的なもので住所非公開と思っていて視察へ行くという発想も無かったのですがそうでもないみたいです。
とはいえ外から見た建物になんら看板は無く外観は少し異様な建物です。
中を見た率直な感想は施設。旅館みたいな少し懐かしいアットホームな感じにするにはどうしたらいいのか分かりませんが施設感は気になりました。
川西市立総合医療センター
きせらホールやオアシスタウンへ行く事もあり立派な建物は知っていましたが中に入るのは初めて。
どこにいても外光が入りとても明るいのは素晴らしい。
本日最後は兵庫県災害医療センター
県内には10の救命救急センターがありますが、その中でも唯一高度救命救急と名乗るのが兵庫県災害医療センター
神戸赤十字病院と隣接し2つの病院でありながら一体的に運営されている県の基幹災害拠点病院です。
話を聞けば聞くほど素晴らしい話がたくさんあり何を書くか迷う所ですが調査協力頂いたセンター長や副センター長の方々の雰囲気には凄みがありました。
命のやり取りをしてる凄みなのかは分かりませんが独特の雰囲気です。これは褒めてます。
阪神淡路大震災の教訓をもとに地方自治体が設置する初の「災害医療センター」という経緯から今日の調査の過程でも震災当日の患者受入数と担当した医師の人数の表を
記載した資料を使っての説明もありました。