宝塚市新ごみ処理施設

【宝塚市から「宝塚市新ごみ処理施設等整備・運営事業」を受注】
川崎重工は、宝塚市(兵庫県)から「宝塚市新ごみ処理施設等整備・運営事業」を受注しました。当社は、既存施設の解体撤去をはじめ、仮設リサイクル処理場、エネルギー回収推進施設、し尿処理施設およびマテリアルリサイクル推進施設の設計・施工・運営業務を行います。
本工事では、現在の敷地内において既存施設を稼働させながら段階的に解体し、新施設を建設するスクラップ&ビルド方式により行い、2032年9月に完工する予定です。
なお、新設するエネルギー回収推進施設は、AIを活用した運転支援・遠隔監視システムを導入します。加えて、当社独自の並行流焼却炉に、高温高圧ボイラと蒸気タービンを組み合わせた高効率発電により、施設内の消費電力を賄うとともに、一般家庭の年間使用量約8,000軒分に相当する余剰電力を売電します。
また、マテリアルリサイクル推進施設には、自動でビンを色・形状選別するAI搭載のロボットシステム「K-Repros®」を導入することで、作業員の負荷軽減、人的リソースの有効活用、安全衛生面での労働環境改善などに貢献します。
当社は、国内で半世紀以上にわたり多くの一般廃棄物処理施設を手掛けています。今後も循環型社会形成の推進およびカーボンニュートラルの実現に向けて、積極的な技術開発と販売活動に取り組んでいきます。
製品の詳細については、プレスリリースをご覧ください。